オリーブ古木入荷!

琵琶湖の湖畔でボンジュール!

滋賀県大津市、びわ湖のほとりで今日も元気に(そしてオリーブの古木の神々しさに背筋を伸ばしながら)営業中の「ビオプランツ」です。

先日、店に「オールドオリーブ(古木)」が入荷したんですが、それを見たスタッフゆりがボソッと一言。「このオリーブの肌の質感、アンタの顔面とええ勝負やな」……。 いやいやゆりはん、褒めすぎやで! この渋さと歴史の深さには、さすがのオイラも負けを認めざるを得ませんわ。

さて! 今日は、そんな肌事情(?)をも凌駕する圧倒的な存在感、「盆栽仕立てのオールドオリーブ」の魅力について語らせてください。

オリーブといえば「平和の象徴」とか、お洒落なカフェの庭に植わってるイメージが強いかもしれませんが、今回入荷したのは別格。何十年、下手をすれば百年近い時を刻んできた「古木」なんです。

最大の魅力は、なんといってもこの「幹肌(みきはだ)」。 深く刻まれた皺、複雑にうねるフォルム、そして銀色に光る樹皮。これはもう植物というより、長い年月をかけて大地が作り出した「生きた彫刻」ですよ。 このゴツゴツした幹から、繊細で涼しげなシルバーリーフが芽吹く。この「剛」と「柔」のコントラストが、見る者の心を掴んで離しません。

しかも、今回はそれを「盆栽仕立て」にしていこうと思います。 地植えで大きく育てるのとは違い、鉢という限られた宇宙の中で、その樹魂を凝縮させる。オリーブの野性味をギュッと閉じ込めたその姿は、一鉢置くだけで空間の「格(Class)」を一段も二段も引き上げてくれます。

オリーブは非常に強健で、1000年以上生きることもある長寿の木。 つまり、こいつはあなたの人生に寄り添い続ける「一生モノの相棒」になるんです。 水やりもコツを掴めば難しくないし、太陽が大好き。日本の気候にもよく馴染みます。

ビオプランツの真骨頂はここから。 この古木を、zen pottery laboさんや信楽の作家さんの「力強い鉢」にドレッセ(鉢合わせ)してみてください。 土の力強さと、木の歴史。それが合わさった瞬間、リビングが、テラスが、美術館に変わります。

「家具を買い換える前に、この一鉢を」。 そんな風に思わせてくれる、圧倒的な命の物語をぜひ店で感じてください。

びわ湖のほとりで、お待ちしております!

【職人の狂気】厚さ8mmの壁。zen pottery laboの長角鉢。

琵琶湖の湖畔でボンジュール! 滋賀県大津市、びわ湖のほとりで届いたばかりの鉢の凄みに震えながら営業中の「ビオプランツ」です。

皆さん、最近店に入荷した、あのとんでもない鉢、もうチェックしてくれましたか? そう、ZEN pottery labo「タタラ作りの足付き角鉢(260mm×200mm)」です。

今日はね、この鉢がいかに異端で、いかに作り手泣かせの「ヤバい代物」なのか、ちょっとマニアックな話をさせてください。

陶芸を少しでも知ってる人がこの鉢を見たら、おそらくこう言います。 これ作った人、頭おかしいんちゃうか?(最大級の褒め言葉)」って。

なぜか? それは、信楽の土を使って、あのサイズを「厚さ8mm」で作ることが「狂気の沙汰」だからです。

タタラ作りの宿命、「反り」と「割れ」の恐怖

まず、「タタラ作り」というのは、粘土を板状(スライス状)にして、それを組み立てて箱のように成形する技法です。ロクロでは出せない、シャープでエッジの効いた直線的な造形が魅力なんですが……。

土っていうのは、乾燥する時と、窯の中で焼かれる時に必ず縮むんです。 しかも、26cm×20cmという「巨大な平面」を板で作ると、縮む時に真っ直ぐ縮んでくれません。必ず中央が反り返ったり、波打ったりしようとします。

さらに、板と板を貼り合わせた「角」の部分。 ここは収縮のストレスが一番集中する場所で、少しでも乾燥具合に差があると、窯の中でパックリと割れます。

「厚さ8mm」という絶望的な薄さ

普通、これだけ大きな鉢を作るなら、反りや割れを防ぐために、土の厚みは1.5cm〜2cmくらいは持たせます。分厚く作れば頑丈ですからね。 それを8mmに削ぎ落とす。

8mmですよ!? スマホより薄いんですよ!? 窯の中で土が1000度を超えてドロドロに柔らかくなった時、この薄さの側面では、26cmの幅を支えきれずに「たわむ(ヘタる)」可能性が極めて高いんです。 それを防ぐための、ミリ単位の水分コントロールと、何日もかける極限の乾燥作業。気の遠くなるような神経戦です。

トドメの「足付き」と「信楽の粗土」

ただでさえ反りやすく割れやすい巨大な薄板に、さらに「足(高台)」を付ける。 これで底面が宙に浮くわけですから、焼成時に自重で底がベコンと落ち込むリスクが跳ね上がります。

しかも、使っているのは信楽の土。 長石や珪石(小石)がゴロゴロ混ざった「粗い土」です。 植物にとっては水はけが良くて最高の土ですが、タタラ作りには一番不向き。薄く伸ばせば千切れやすく、石が邪魔をしてヒビが入りやすいんです。

根を育てる!

これだけ失敗するリスク(歩留まりの悪さ)を抱えてまで、なぜzen pottery laboさんはこの鉢を作ってくれたのか?

この鉢はなぜ角形か?それは丸型はどうしても用土の量が少なくなるが、角型ならたくさん入りしかも水捌けが最高なので兎にも角にも根の張りが最高なんです。

これにおパキプスなんて植えて、1ヶ月置いといてみてくださいな。根も枝もバッチバッチですよ!

分厚い鉢には絶対に出せない、薄刃のようなシャープなエッジ。 巨大でありながら、空間を重くしない究極の軽快さ。 それが、信楽の野性味あふれる粗土で作られ、塊根植物の荒々しい根を受け止める。

この「相反する要素の奇跡的なバランス」は、妥協を許さない職人の執念と神業がなければ絶対に生まれません。

お店に来たら、ぜひこの鉢の「縁(エッジ)」を指でなぞってみてください。 その薄さと、zen pottery laboさんの技術の結晶に、震えるはずです。

びわ湖のほとりで、お待ちしております!

ボンジュール、ドレッセ!

象の木?難しく考えんと! パキコルムス・ディスカラーは「人間が快適な日」に育つんじゃ!

琵琶湖の湖畔でボンジュール! 滋賀県大津市、びわ湖のほとりで今日も元気に(そして春の陽気に誘われてウキウキしながら)営業中の「ビオプランツ」です。

店主です。 先日、お客様からこんな質問をいただきました。 「店主さん、象の木(パキコルムス・ディスカラー)って、温度とか湿度とか、難しく考えすぎちゃって……どう管理したらええんですか?」

……わかります! メキシコ原産とか、冬雨型とか言われると、身構えちゃいますよね。 でもな、オジは声を大にして言いたい。

「難しく考えな! 人間が『あ〜、今日は気持ちええわ〜』って感じる日が、象の木にとっても最高の日なんじゃ!」

今日は、この超シンプルな「ビオ流・象の木管理術」について語らせてください。

「Tシャツに薄手のシャツ」が最強のバロメーター

象の木の自生地、バハカリフォルニアは、涼しくて適度に雨が降る冬〜春と、カラッと乾いた暖かい季節を繰り返しています。 これ、日本で言うといつ頃やと思います?

そう、「春と秋」なんです。 人間が「今日は暑くもなく寒くもなく、風が心地ええなぁ〜」って感じる、あの季節。 気温で言うと15℃〜25℃くらい。湿度は50%前後。 この人間にとっての「快適ゾーン」が、象の木にとっても細胞がフル回転する「成長ゾーン」なんです。

だから、あなたがベランダに出て深呼吸して「最高や!」と思ったら、象の木も「最高や!もっと水くれ!もっと光くれ!」って言うてます。 この時期は攻め時です。しっかり水やって、お日様に当ててあげてください。

「人間が不快」な時は、象の木も不快

逆に、人間が「うわっ、今日蒸し暑っ! 汗ばむわ〜」って感じる日本の真夏(30℃超え+多湿)。 これは象の木にとっても地獄です。「あかん、これ無理。寝るわ」って葉っぱを落として休眠しようとします。 ここで「夏型やろ?」って勘違いして水をジャバジャバやると、蒸れて腐ります。

そして、人間が「寒っ! 暖房つけよか」って感じる真冬(10℃以下)。 象の木も「寒い寒い! 動かれへん!」ってじーっとして耐えてます。 ここで水をやると、冷えすぎて根っこが痛みます。

つまり、「オジが不快なら、象の木も不快」。 自分の肌感覚を信じて、「今はしんどい時期やな、そっとしとこ」って守りに入ってあげるのが正解なんです。

結論:象の木は「ルームメイト」

希少性がどうとか、現地法がどうとか、難しい話はいっぱいあります。 でも、育て方の基本はシンプル。 「あなたと同じ感覚で生きている」と思って接してあげてください。

あなたが快適なら、象の木もゴキゲン。 あなたがしんどいなら、象の木もしんどい。 まさに「ルームメイト」みたいな感覚で付き合うのが、一番うまくいくコツやと思います。

ビオプランツでは、そんな人間臭い(?)象の木を、渋い作家鉢にドレッセして提案しています。 「私と気が合いそうな象の木、おる?」って聞いてくれたら、最高の一株を紹介しますけん!

びわ湖のほとりで、お待ちしております!

ボンジュール、ドレッセ!

【珍奇植物】まるで古代遺跡!? 謎多き「ベイセリア・メキシカーナ」の魅力に迫る!


琵琶湖の湖畔でボンジュール! 滋賀県大津市、今日も元気に(そして顔のシワを気にしながら)営業中の「ビオプランツ」です。

最近、鏡を見るたびに自分の顔がベイセリア・メキシカーナに似てきた気がするんですが、これは気のせいでしょうか? あのゴツゴツ感といい、味わい深さといい……。スタッフのおばちゃんには「いや、アンタはただの乾燥肌や」と一蹴されましたが。

さて! 今日はそんな親近感を勝手に刺激してくる、メキシコ原産の超レアな珍奇植物、「ベイセリア・メキシカーナ(Beiselia mexicana)」について語らせてください。

この植物、一見すると「枯れ木?」とか「ただの岩?」と思われがちなんですが、よ〜く見てください。 その幹肌の質感、まるで古代遺跡の柱みたいじゃありませんか? カンラン科(ボスウェリアやコミフォラの仲間)に属する一属一種の希少種で、自生地のメキシコでも断崖絶壁のような過酷な環境にへばりついて生きています。

特にたまらん!と思うのは、そのギャップ萌えです。 荒々しくひび割れた樹皮からは想像もつかないような、繊細で美しい緑色の羽状複葉(うじょうふくよう)をパッと広げるんです。 この無骨な幹と、涼しげな葉のコントラスト。 まさに「美女と野獣」ならぬ「野獣と美女」の共演。 成長期には小さな白い花を咲かせることもあり、その可憐さにまた心を撃ち抜かれます。

管理のコツは、ズバリ風と光。 メキシコの乾燥地帯出身なので、日光は大好きですが、蒸れにはめっぽう弱いです。 水やりは辛めに、風通しの良い場所で、じっくりと時間をかけて育ててあげるのがポイント。 成長はゆっくりですが、成長過程を観察できるのは育て主だけの特権です。

ビオプランツでは、このベイセリアの野性味を引き立てるような、渋い作家鉢にドレッセして提案しています。 黒い焼き締め鉢や、土の質感を残した信楽焼なんて最高に合いますよ。

「ちょっと変わった植物が欲しい」「人とは違うものを育てたい」 そんなあなたに、このメキシコからの使者、激推しです。 店で見かけたら、ぜひその古代遺跡のような肌に触れてみてください。 一緒に語り合いましょう(笑)。

ボンジュール、ドレッセ!

【禁断の比較】「現地球」vs「実生株」。どっちが偉いとかじゃない、どっちも愛おしいんじゃ!

琵琶湖の湖畔でボンジュール!ビオプランツです。

店主です。

先日、お客様からこんな質問をいただきました。

「店主さん、やっぱり現地球(げんちきゅう)の方が偉いんですか? 実生(みしょう)は偽物なんですか?」

……ちがーう!! 断じて違う!!

オジは声を大にして言いたい。血圧が上がっても言いたい。

「どっちも本物! どっちも最高に愛おしいんじゃ!」

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もうすぐ春ですね🌸

びわこのこはんでボンジュール!「ビオプランツ」です。

店主です。 最近、鏡を見るたびに顔の面積が広がっている気がするんですが、これは春の陽気のせいで膨張してるんですかね? スタッフのおばちゃんには「いや、冬に蓄えたミートテック(脂肪)やろ」と一刀両断されました💦

さて! 寒い冬も終わり、いよいよ我々植物好きが待ちに待った「春」がやってきますよ!

入学、入社、転勤……この春から新しい環境での生活が始まる方も多いんじゃないでしょうか? 今日はそんな「新生活」をスタートさせる皆さんに、どうしても伝えたいことがあるんです。それはね…

「新しい部屋には、家具より先に『塊根植物』を置かんね!」

なんでかって? それは、植物がただのインテリアじゃなくて、最強の相棒になってくれるからですよ。今日はその理由を、暑苦しい愛と共に語らせてください!


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閲覧注意】グラキリスの「肌」だけで焼酎5杯いける変態の皆様へ。野生の傷跡をドレッセする美学。

琵琶湖の湖畔でボンジュール!今日も元気に営業中の「ビオプランツ」です。

店主のオジです。 最近、スタッフのゆりちゃんに「店主、また顔デカくなってない?光合成してんの?」と真顔で心配されました。違います。これは成長ではなく、むくみです。あるいは皆様への愛が顔面に溢れ出ているだけです。

さて、そんな顔面余白多めのオジが今日語りたいのは、余白なんて一切ない、過酷な環境を生き抜いてきた**「パキポディウム・グラキリス」の“肌”についてです。

ここからは少々マニアックな領域に入ります。「丸くて可愛い〜!」だけじゃ物足りない、植物のシワと傷跡に興奮してしまうこじらせた皆様、準備はいいですか?

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塊根植物の冬越しは…オジが体験した極寒サバイバル術

びわこのこはんでボンジュール!最近は特に血圧高めに営業中の「ビオプランツ」です。

店主です。 いや〜、冬が来るたびにね、おじは冷や汗ダラダラなんですよ。夏は「水やりが足りん!」って言って高血圧になるけど、冬は「寒すぎる!枯らしたらどうしよう!」って別の意味で血圧上がるんですわ。スタッフのおばちゃんには「アンタの体も塊根植物やな」って言われるけど、まぁ、否定はせん。

さて、塊根植物を愛する皆さんの最大の試練、それは「冬越し」ちゃいますか? ぶっちゃけ、夏に枯らすよりも、冬の寒さでサヨナラするケースの方が多いんですよ。 今日は、オジがこれまで経験してきた痛恨の凍死事件から学んだ、気合いと温度計と愛が詰まった極寒サバイバル術を、最後まで付き合ってつかーさい!

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匂いフェチ。追憶の恋の香り

最近では薬が効かず今朝の血圧は159/100な店主です。昨日は新年会で京都に行っていたのですが電車で隣に座っていた女性がちょっと微妙な香りがしていてなんの匂いか思い出せずモヤモヤしていたのですが、ドルステにあらブラニーの香りに似てて(笑)そんなこんなで今回はラブラニーとジプソフィラ、ドルステニア兄弟の「匂い」にだけ集中して話します。葉や塊根の形も魅力ですが、この二種は嗅いでこそ本領発揮。店で鼻を近づける瞬間、世界がちょっと違って見えるんですよ。

ラブラニーは爽やかな朝を連れてくるタイプ。触れるとふわりと立ち上がるのは柑橘系の清々しさとハーブのような緑のニュアンス。乾いた空気に馴染むと奥から少し樹脂っぽい甘さが顔を出し、短い時間で複数の層を見せます。朝光の中で嗅ぐとレモンティー、昼の温度で嗅ぐと青いハーブ、そんな三段構えの表情が面白い。手の甲で軽く撫でて嗅ぐと、葉に残る微かなオイル香がより立ち上がるので試してみてください。

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アデニア・スピノーサ(Adenia spinosa)着弾

本日、Bioplantsにアデニア・スピノーサ(Adenia spinosa)の現地球が入荷しました。ずっと探していた方も多い、個性的な一株ですので、原産地や育て方、魅力について簡単にご紹介します。

アデニア・スピノーサは、トケイソウ科(Passifloraceae)アデニア属の塊根植物。学名は Adenia spinosa。南部アフリカ(南アフリカ共和国〜ジンバブエ周辺)の乾燥地帯に自生しており、強い日差しと乾燥に適応するために、地中〜地表近くに大きな塊根を発達させます。現地球ならではの、ごつごつとした質感や、長い時間をかけて刻まれた傷やうねりは、まさに一点ものの風格です。

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