琵琶湖の湖畔でボンジュール! 滋賀県大津市、今日も元気に(そして顔のシワを気にしながら)営業中の「ビオプランツ」です。

最近、鏡を見るたびに自分の顔がベイセリア・メキシカーナに似てきた気がするんですが、これは気のせいでしょうか? あのゴツゴツ感といい、味わい深さといい……。スタッフのおばちゃんには「いや、アンタはただの乾燥肌や」と一蹴されましたが。
さて! 今日はそんな親近感を勝手に刺激してくる、メキシコ原産の超レアな珍奇植物、「ベイセリア・メキシカーナ(Beiselia mexicana)」について語らせてください。
この植物、一見すると「枯れ木?」とか「ただの岩?」と思われがちなんですが、よ〜く見てください。 その幹肌の質感、まるで古代遺跡の柱みたいじゃありませんか? カンラン科(ボスウェリアやコミフォラの仲間)に属する一属一種の希少種で、自生地のメキシコでも断崖絶壁のような過酷な環境にへばりついて生きています。
特にたまらん!と思うのは、そのギャップ萌えです。 荒々しくひび割れた樹皮からは想像もつかないような、繊細で美しい緑色の羽状複葉(うじょうふくよう)をパッと広げるんです。 この無骨な幹と、涼しげな葉のコントラスト。 まさに「美女と野獣」ならぬ「野獣と美女」の共演。 成長期には小さな白い花を咲かせることもあり、その可憐さにまた心を撃ち抜かれます。
管理のコツは、ズバリ風と光。 メキシコの乾燥地帯出身なので、日光は大好きですが、蒸れにはめっぽう弱いです。 水やりは辛めに、風通しの良い場所で、じっくりと時間をかけて育ててあげるのがポイント。 成長はゆっくりですが、成長過程を観察できるのは育て主だけの特権です。
ビオプランツでは、このベイセリアの野性味を引き立てるような、渋い作家鉢にドレッセして提案しています。 黒い焼き締め鉢や、土の質感を残した信楽焼なんて最高に合いますよ。
「ちょっと変わった植物が欲しい」「人とは違うものを育てたい」 そんなあなたに、このメキシコからの使者、激推しです。 店で見かけたら、ぜひその古代遺跡のような肌に触れてみてください。 一緒に語り合いましょう(笑)。
ボンジュール、ドレッセ!
