【土と炎】伊賀焼の歴史と、田中元将氏が紡ぐ造形の世界。

ブログ久しぶりすぎて手が震えてございます。実は一昨日、三重県の伊賀で作陶されている田中元将市の工房へ遊びに行かせていただきました。

Googleマップの言いなりで運転していると、三国峠というとんでもない道を走らされ緊張感を高めて伺えました。

さて、今日は植物の器について、少しだけ歴史の扉を叩いてみようと思います。今回の主役は、土の息吹を感じさせる「伊賀焼」。そして、この秋、ビオプランツに新しく届いた作家、田中元将さんの作品についてです。

1. 伊賀焼:古琵琶湖が育んだ「強さ」のルーツ

かつて、この辺りから奈良にかけての「古琵琶湖」の地層から採れる粘土。これが伊賀焼の源流です。 高温で焼かれることで、かつてそこに堆積していた植物の化石が燃え尽き、器に独特の「表情」と「質」を生み出します。 土そのものの荒々しさと、火の力による変化。まさに「予測不能な自然の美」を宿す伊賀焼は、僕たち塊根植物愛好家にとっては、植物の野性味を引き立てる最高のパートナーなんです。

2. 田中元将:土と炎がたどり着いた境地

今回、縁あって田中元将さんの作品をお取り扱いさせていただくことになりました。 田中さんの器を一言で表すなら、「静かな強さ」。 特に彼が確立した「黒鳴」シリーズは、深みのある黒の中に、土と炎が織りなした微かな光が宿っています。

3. 俺的所感:植物と「対話」するための器

田中さんの作品を手に取ると、土の質感を最大限に引き出そうとする作り手のこだわりが、指先に伝わってきます。 俺的には刳り貫きシリーズの立体造形がお気に入りで今後は色々とはお話させていただきながら相互にブラッシュアップできたらいいなと思ってます。プラダクト感の強い物が世の中には溢れているので作家さんの魅力を最大限に感じれる作品をみなさんへお届けできそうな予感がしてまいりました。

余談ですが、田中さんが仏頭を作っておられてそれまた面白く、私も久々に陶芸やりたくなりましたとさ。

それでは、また次回お会いしましょう!

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