プロフィールをお願いします


名前: 山下有仁
岡山県備前市で陶器食器を中心に作っています。



これまでの経歴を教えてください


・1978年 伊部生まれ
・1997年 父 山下譲治氏のもとで作陶をスタート
・2004年 第47回日本伝統工芸中国支部展入選
・2007年 第24回田部美術館大賞「茶の湯の造形」展入選
・2011年 第62回県展 奨励賞
以降、備前にて陶器の制作をしています。



他の焼物と比較した時の備前焼の魅力を教えてください。


備前焼は「無釉焼締め陶」と言われます。
釉薬をかけず、窯焚きで木の灰が降りかかってできる「胡麻」や灰に半分埋もれてできる「窯変」
稲わらを巻き付けることによってできる「緋襷」など、
焼成によってさまざまな焼けが生み出されます。

土そのものの素朴さでありながら、炎による景色の美しさを楽しむことができ、
花を生けても料理を盛ってもとてもよく合います。

土と炎というシンプルな要素で無限の窯変美を生み出せるところが備前焼の良さだと思います。



備前焼が出来上がるまでの工程を教えてください。


1. 土づくり 
数年寝かせた数種類の田土を、用途に合わせたさまざまな配合でブレンドして練り粘土状にする。
2. 成形 
ろくろや紐づくりなどで成形する。
3. 乾燥 
4. 窯詰め 
5. 焼成
松の割木で14日間かけて1200℃まで温度を上げて焚く。
6. 窯出し・手入れ 
10日ほど窯を冷ました後、作品を出し、紙やすりでバリを取り、水漏れチェックなどを行う。



作陶される上で大切にされていることは?


創作の原点となっているのは、山や植物、動物など身の回りの豊かな自然です。
そして自然から与えられている美しい花や美味しい料理を家族や友人と楽しむ時に
その場を盛り立てることができるような、普段の暮らしで使っていただける器を作りたいと思っています。



鉢を作られる上で苦労されたところはどこですか?また一番のポイントは?


ろくろでひいたものに、カッティングや叩きなどひと手間を加えてモダンな雰囲気に仕上げているので、
個性のある植物とのハーモニーが楽しめると思います。



今後どのような作品を作りたいと考えておられますか


物があふれている時代にあって、ずっと身近において使っていただける心が潤うような器を作っていきたいと思っています。
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